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人材紹介の仕事が
自分らしい生き方を教えてくれた

村木将一(ムラキノブカズ)さん 36歳 エンワールド・ジャパン株式会社
University of Sydney

人材紹介の仕事が自分らしい生き方を教えてくれた

エンワールド・ジャパン株式会社
 村木将一さん

1983年生まれ36歳(インタビュー時)。学生時代はDJとして活躍。人を内側から盛り上げたい気持ちから人材サービスの仕事に従事。株式会社エス・エム・エスにて看護師紹介のキャリアコンサルタントのリーダー職として活躍。その後、さらなるキャリアアップを目指しエンワールド・ジャパン株式会社へ転職。「専門職の人材紹介」から「ホワイトカラーの人材紹介」へと転職した背景とそこで得たものとは何だったのか?率直に聞いてみた。

オーストラリアへの永住、
どう実現する?

–前職エス・エム・エスはどんな会社?
クレバー且つ情熱的な会社でした!企業理念からひもづく戦略やマッチングのコンセプトなどの上位概念と行動言動の整合性をとても重要視してました。その中で、それを実現する為にはどんな組織、個人であるべきか?を明文化した「クレド」の体現を徹底。そのクレドは社会、顧客、組織、仲間、自分..など、それぞれにあるべき事が刻まれたものです。お飾りでもなんでもなく、このクレドを中心に仲間と熱く議論したり、意思決定したり、と実務で活用しました。お客様や仲間にどう貢献していくか?って。医療介護業界に特化しているので、社会貢献意欲の高い社員が多くて、嫌いな人はいなかったですよ…そんなことあるっ!?って友人からよく言われましたが(笑)、これがほんと、そういう会社なんです。

–前職はめっちゃいい会社!…なのに、なぜ転職を?
クレドを通じて仲間との議論。これまでの人生でそこまで深く考えていなかった僕は、すっごく深く考えて、自分に向き合う場面が何度もあったんです。迷惑をかけてしまった方もいました…。あるべき姿や、なりたい自分ってなんだろ?…だんだんと素直に自己認識ができるようになっていったのを、今でも覚えています。自分ってシンプルに何が好きなんだろ?と過去から現在を振り返った時、海外の大学に通っていたのもあり、その活動や経験を通じて、独特な文化や現地の人、自分に呼吸が合うようにピッタリくる国を思い出したんです…オーストラリアでした。あー、オーストラリア好きなんだ!…って。自分に素直になり、将来はオーストラリアへ永住したい…いや、する!と決めた時、それをどう実現するか?という志向になって行きました。そして、より具体的になってきて、「オーストラリアの永住権を獲得する為に最も良いプロセス」を考えたんです。で、まずは英語と人脈だと。エス・エム・エスに勤めながらでは、ビジネス英語(生半可じゃない生きた英語)とグローバルな人脈形成、この2つを満たすのは難しいと結論づけました。じゃあ、オーストラリアへの永住をどう実現するか?そこで転職を考えたんです。

本当のやりがいって?

–転職活動はスムーズに?
一旦深く考えたあとはとてもスムーズでした。「生きたビジネス英語力」と「グローバル人脈度」を日常的に高める事が出来れば良い…転職活動当初はそう考えてました。でも、なにかしっくりこなかったんですよね…。エス・エム・エスでは「人材紹介」という仕事を通じて、求職者や事業者(法人サイド)に寄り添う事で医療社会に貢献し、仲間と切磋琢磨し、無意識のうちに自己成長をしていたんです。人と仕事のマッチングはお一人お一人それぞれのストーリーがあり、様々な人の価値観や考え方に触れていました。その都度、お客様に感情移入して、自分だったらどうするかを考えてしまう。仕事が終わると、自分が本当にやりがいある仕事って何か?を自問自答していました。人材紹介の仕事を通じて自分が成長していたのもあって、転職活動は「英語」と「グローバル人脈」の2軸だけではダメだって思って、「仕事のやりがい」という軸を追加したんです。

–エンワールドでの「仕事のやりがい」とは?
私が感じるエンワールドでの仕事のやりがいとは「人口減少への貢献」と「非正社員の方への貢献」ができる事、です。ちょっとカタいんですけど…(笑)。海外人材はもとより、シニアスペシャリスト、ワーキングマザー、働きたいけど働けない方、をご紹介する仕事は、まさに「やりがい」でした。綺麗事のようですが、自然と社会貢献というやりがいに飢えていたのかもしれません(照)。人材紹介の仕事は信頼が前提。信頼がなければいくら知識やスキルがあってもお客様は何も話してくれません。しかし信頼があると、お客様は言い辛いホンネを語ってくれます。だから結果的にお客様の相談を受けていたら、あ、転職する必要ないじゃん!という事もあるんです。こういう風にお客様に寄り添って仕事のサポートだけではなく生活や悩みのサポートが無意識のうちになされている…介在価値になってる…そういう時に戴くお客様からの「ありがとう」は、、、格別嬉しいです。この仕事だから味わえる「やりがい」を感じます。人材紹介の仕事を通じて、本当のやりがいって、僕の場合は社会貢献であり、「目の前のありがとう」だったんだ…と気づかされました。

八方美人の自分にサラバ!

–転職後、エンワールドでの仕事は?
はい、とてもしっくりきましたね。生きたビジネス英語、グローバル人脈、やりがい、この3軸はバシッと合致していて、気持ちよく仕事が出来ています。さらに良い事に、エンワールドという組織ゆえに、自分が手に入れた事があったんです。

–手に入れた事、エンワールドの組織ゆえ…といいますと?
オーバーな言い方なんですけど、、「自分らしい生き方」を手に入れた事、です。具体的には、ベースとして八方美人的な性格があった自分としっかりおサラバ出来た、という事なんです。入社当初、僕は仲間や組織に対して「みんなに幸せになって欲しい」的に考えて行動をとっていました。ちょっと肩に力が入り過ぎていたところもあるんですが…。本心としては…完璧主義なところがあって、みんなに気に入られたい…と思っていたので、八方美人な元々の自分が垣間見えたのでしょう。そんな自分に仲間たちは意見を「しっかりと」ぶつけてくれた。働く仲間の7割が「人材紹介の経験があり」、しかも「ものをハッキリ言う外国人」であるこの組織だからこそ、「しっかりと」ぶつけてくれたのだと思います。エンワールドはチームを重んじる文化を大切にしています。仲間の為になると思えば配慮はするが遠慮はしない、そういう切磋琢磨出来る組織なんです。また、人材紹介の仕事をやってきた仲間からの意見には重みがあって、納得度が高く腹落ちしました。エンワールドにきたからこそ、そして同じ人材紹介の仕事をやっている仲間から納得度の高い意見があったからこそ、、スパッと八方美人の自分におサラバし、より「自分らしい生き方」が出来るようになってきたんだと思います。

自分らしい生き方とは?

–自分らしい生き方、具体的には?
僕が実際に幸せに出来る範囲は家族や両親の5人くらい。その5人は絶対に幸せにする。それが自分らしい生き方です。…んって感じですよね?(笑)。5人以外は不幸せになってもいいやっ…ってことではなく。身近な5人を本気で幸せにする事が僕の幸せで、そういう強い思いがあるからこそ自分に言い訳せずにどんな事でも一生懸命取り組める。そういう自分になって初めて本気でお客様や仲間を幸せに出来るんじゃないか…って思うんです。お客様第一主義や、顧客志向は、かなり大事なんですが、その言葉を受動的に捉えて、言葉だけを一人歩きさせてしまい、どうしたら本気でお客様を幸せに出来るか?の思考を麻痺させちゃダメだって、強く感じます。脱、表面的顧客志向かな(笑)。みんな一人一人それぞれお客様を幸せにするやり方や考え方がある、それって自分らしい生き方を見つける事でもあるのかなと思います。人材紹介の仕事を通じて、世の中の色んな人の価値観に触れ、本気で寄り添ったからこそ、自分らしさを見つける事ができた。そして自分と同じように自分らしさを見つける仲間と切磋琢磨できている。僕は以前より物事をしなやかに受け止める事ができるようになり、自分らしく生きているなって思います。そんなイキイキした僕を見て家族も笑顔になってくれる。そんな家族を見てさらに仕事頑張ってお客様を幸せにする僕。近づいてくる目標のオーストラリア永住!…なんだか幸せの循環ですね(笑)。こんな感じのサイクルが自分らしい生き方なんだなって、最近思います。今、仕事とプライベート、将来の目標への行動、全てが線で繋がっていて、楽しく、イキイキしています。振り返れば、「人材紹介という仕事」が「自分らしい生き方」を教えてくれたような気がします(笑)。

リーダパーソン編集部あとがき

村木さんを一言でいうと、、「しなやかな人」。ご本人もそう表現していましたが、話し方も受け止め方も、しなやか。話していて、なんだかこちらまで顔の筋肉が緩み、ニコニコしてしまいました(笑)。村木さんのような方に就職や転職のサポートをして欲しいと、率直に感じました。しなやかになった背景は人材紹介の仕事のおかげと言いますが、ただ仕事をしているのではなく村木さんの場合は「深く考えている」からこそ、しなやかになれたのだと思います。ではなぜ深く考えられるか…?それは村木さん自身の本気の目標があるからかなって思いました。自分に素直になって立てた目標は絶対のもので、だからこそ、ちょっと待てよ、と足を止めたり、客観視できるのだと思います。すると、受け手の立場になってみたり、第三者の立場になってみたり、時には社会全体の立場になってみたり…と、様々な考え方や価値観に理解を示し、時に共感して物事を進める。つまりこれがしなやかさのベースなんだなと、村木さんとお話しをして感じました。また、村木さんはDJ出身と言う異色な人材コンサルタントだと思いますが、本質は「人を盛り上げたい、沸かせたい」という素直な思いが根底にあるのだと思います。それを達成する為に、「DJ、音楽やダンス」と言う手段を、村木さん「自身の介在価値」という手段に変えただけ。つまり自分の好きなことをやり続けているのだと思います。人材紹介という仕事、つまりキャリアコンサルタント、キャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザー、人材コンサルタント、人材コーディネーター、、、(呼び方いっぱいあるな、、、)などの仕事は、人と企業に寄り添える、さらには自分らしい生き方を見つけられる、そして人にしか出来ない、素敵な仕事なんだと、村木さんから教えて戴きました。

※インタビュー&撮影:2019年4月23日

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